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環境の保全・創造 環境施策への取り組み
■ 北陸地方整備局の環境施策への取り組み - 港湾関連 -
北陸地域は、自然的にも社会的にも恵まれた環境にあるといわれている北陸の環境をまもり発展させるため、国土交通行政においても快適な空間づくり、本当に豊かな環境の創出をめざし、様々な取り組みを行っています。
 
景観に配慮した取り組み:自然調和型防波堤
船の避難場所確保のため防波堤を建設している輪島港は、風光明媚な景勝地としても知られています。このため、防波堤が景観を阻害することが懸念されたため、地元の人々の意見を聞いて、防波堤の一部を擬岩(人工的に造った岩)にすることにしました。この擬岩防波堤は平成9年秋に完成しましたが、周辺に位置する能登半島国定公園指定区域内の名勝「大陀礁」に色彩をあわせ施工しました。


▲ 擬岩防波堤
 
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海洋環境を守る取り組み:油回収船
平成9年1月に発生したロシアタンカー(ナホトカ号)の重油流出事故をきっかけに、外洋での流出油災害の防除体制の強化が求められてきました。国土交通省北陸地方整備局(旧運輸省第一港湾建設局)では、新潟西港にて稼動している浚渫船「白山丸」の代替船として、外洋で稼動可能な油回収機能を搭載した大型浚渫兼油回収船「白山」を平成14年5月に日本海側では初の大型油回収船として新潟港に配備しました。
「白山」は、国土交通省北陸地方整備局新潟港湾・空港整備事務所に所属し、通常時は新潟西港の浚渫に従事し、油流出事故発生の際は現場海域に出動することとなります。
大型の油回収装置を搭載した大型浚渫兼油回収船は、名古屋港配備の「清龍丸」、関門航路配備の「海翔丸」があり、「白山」配備によって外洋での油回収が可能な油回収船の3隻体制が確立されました。
油流出事故発生時には、現場海域に一刻も早く到着し、油が漂流したり、油が固まる前に回収作業を行うことが必要であり、日本海側中央部に位置する新潟港に油回収船が配備されることにより、事故発生後24時間以内で日本海沿岸を、油回収船3隻体制で48時間以内にほぼ日本全域をカバーすることができ、防除体制の強化が図られています。


▲ 各船の油回収エリア


▲ 大型油回収船「白山」
 
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日本海データベースの構築の検討
日本海は大陸や島々に囲まれた内海的な形状をしており、一旦環境が汚染されると国民生活への様々な影響が生じるおそれがあります。
このため、問題が顕在化してから対応するといった対症療法的な方策ではなく、定期的に水質や潮流等、日本海の海洋環境に係るデータを収集、分析し、日本海の保全のための措置を提言するなどの取り組みが必要になってきています。
このため北陸地方整備局港湾空港部は、港湾を含む日本海沿岸域の良好な環境の保全・創造に資するため、港湾及び沿岸域の環境情報を蓄積・標準化し、容易に経年変化等を把握できる、「日本海沿岸域環境データベース」の構築を実施しています。
このデータベースは、他の地方整備局と連携して港湾に求められる良好な環境の保全・再生・創造に必要と考えられる環境情報の体系的な整備を行い、これまで各担当事務所などが個別管理していた環境情報の共有化を行うものです。
また、多くの方々に日本海の海域環境に対する関心を持って頂くために、日本海海域の環境に関するデータはもちろんのこと、港湾を取り巻く地域の自然条件など身近な情報についてもわかりやすく、ホームページで提供していくことを計画しています。

日本海データベースリンク:http://www.pa.hrr.mlit.go.jp/nihonkaikankyo/
 
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